フランス博士留学記

クロワッサンうますぎるだろ。そしてクロワッサンという発音は100%伝わらないと思う。

突如ブログを始めた理由

Bonjour tout le monde!

みなさんこんにちは。

 

ブログ作ってそのまま放置が一番いけないので、間髪おかずに二回目を作成。

 

はじめに

前回の記事の卒業したら28歳って考えただけで悪寒がする。について、僕個人的な20代に対する焦りを表現したつもりでしたが、結局は単に「老けたくない」と受け取る側には見えますね。すみません、失礼しました。

 

で、20代に対する個人的な焦りとはなんなのかというと、

togetter.com

結局この一点に集約されるのではないかと思います。

 

エンジニアのピークは20代後半あるいは30代前半と言われていて、IT系のベンチャーとかだと20代前半のエンジニアとかザラだし、ITで成功した人たち(イーロン・マスク、ジョブズ、ジャック・ドーシー、etc...)もみんな20代で一旗あげていますね。30後半以降は対人スキルとか人事統括能力は上がるけど、やはり体力的な無理がきかなくなってくると聞きます。

僕の憧れているエンジニアとかは皆20代で頭角を現しているんですね。

で、さらに日本にもこういう人いるわけです。

 

mainichi.jp

 

20代前半の学生でもどんどん引き抜かれていく。そのGoogleもスタンフォードの博士課程をやっていた人たちのスピンオフですし。

そして自分はその足元にも及ばない。こういう危機感を覚えて20代後半を迎えるわけです。だから博士課程を終えた28歳って、もうその頃までにはなにか業績を残していないといけないわけですね。とするとこの博士課程の間になにかしなくてはならない、そういう焦りを日々感じています。

 

うーん、あまり言い訳になってもいないか...。

 

28歳以上の方、申し訳ありませんでした。

 

世間では30代になる事がタブーのように扱われていますが、年齢など気にせず挑戦できる人を尊敬します。単に老けることへの抵抗感とはちょっと別な、個人的な年齢へのこだわりだったんですが、語弊がありました。

余談ですが、もう他界した、中卒だった僕の祖母は70歳前後で高校に行き、その後大学まで通いました。きっと祖母に言わせれば海外留学とかまだ序の口でしょう。僕は25歳ですが17歳と授業を一緒に受ける勇気はありません。

 

本題 : 突如ブログを始めた理由

要は自分の言いたい事を誰かに聞いて欲しいだけなんですよね。そうでした、僕は元来そういう鬱陶しい人間でした。"意識高い系の熱い自分語り"をfacebookに書くのは目障りですよね。改めてブログはなんて便利な位置付けなんだろうと思います。リンクだけ貼っとけば見たい人だけ来てくれる。

 

ブログを始めたのは、

1、稀有な境遇にいるのでその体験を誰かに話したい。

2、現在ネットでしか交流できない、同じ志を持つ人たちに話を聞いて欲しい。

 からですね。

 

そうです、やっぱり聞いてもらいたいんですね。でもきっと世のブロガー達も始めた理由はそんな感じじゃないのだろうかね。

 

理由1は前回も言ったし文面そのままとして、2について話したいと思います。

日本にいる僕の友人の中には結構凄いことやってる人達いるんですね。大企業をやめてNPOに単身乗り込んだ人とか、大手に確実に行ける頭脳なのにベンチャーを選んだ友人とか。在学中に起業した人達とか。そういう人に勝手にシンパシーを感じています。で、「僕もそういうの好きですよ」っていうメッセージをどこかで打っておきたい。それで一時帰国時とかに近況報告し合って切磋琢磨する関係でありたいということなんです。まあ彼らの方が数段上なので爪の垢を煎じて飲む、の方が正しいかもしれません。

そういう人たちに向けて、フランスまで行って何してるのか少し話しておきたいと思います。 

 

何がしたいのか

うーん...そうですね、ただエンジニアになりたいだけです。とてもシンプル。

それで武者修行にここまで来ました。

あと、テクノロジーっていう言葉が大好きです。すごい夢が詰まってる感じが。

 

そういえば、日本にいるとき「お前は毎晩遅く果ては週末まで作業して、なにがそこまでさせるんだ?」とよく言われました。なんでしょうか。

 

こういうものを見たときに覚える高揚感が突き動かしてるんじゃないでしょうか。

 


Microsoft 2014 Super Bowl Commercial ...

 

驚異的ですね、テクノロジーというのは。

47秒の生まれて初めて音を聞く女性のシーン、初めて音を聞くって一体どういう感じなんでしょう? もう想像もつかないですね。ちなみにノーカット版はこちら。

29 years old and hearing myself for the 1st time! - YouTube

 

人工網膜もあるらしいですよ。信じられん。

 

www.youtube.com

 

エンジニアってこういうものを作れるんですよ。最高じゃないですか、この職業。

そうです、僕はきっとこういうことがしたいんですね、ブログを書くことで自覚しました。

 

いま自分のしていることがこの中の何かに寄与する可能性があるとしましょう。 それに気づいたらもう寝食すらどうでもいい、そんな気分になれると思うんですよ。「そんな働き尽くしで人生楽しいか?」って言われるけど、週末が待ち遠しくなるような仕事をしている方がよっぽど辛いですよ。だってそれもうそれ"定年まで懲役35年の刑"じゃないですか。

 

終わりに

イタい自分語りもこれくらいにしておきます。以前こんな話を他人にして「あっそう、頑張ってね」と嘲笑気味に言われたことが何度か。いま見てもやはり傍目にイタい記事ですね、THE意識高い系。でもよかった、ここは海外。このブログを読んだほとんどの人に当分の間会う機会はないでしょう、恥かかなくて済む。もうこの記事のことは忘れてください。

もしわずかでも共有できるものがある人、そういう人は一時帰国時に是非お会いしたいです。そしていつか一緒に仕事をしましょう。

A bientôt!